秋に向けて、新しい着物を購入したいと考えていませんか?
しかし中には、どんな着物のデザインにすべきか迷っている方もいるはずです。
そこでこの記事では、秋におすすめの着物の柄をご紹介します。
また、秋の着物柄にぴったりのコーディネート、季節を楽しむアイデアも解説するので、着物選びの参考にしていただけると幸いです。
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秋におすすめの着物柄とは?
秋に着用する着物の柄にお悩みなら、次の柄はいかがでしょうか。
- 紅葉柄
- 菊柄
- 鶴と亀柄
- 秋草柄
それぞれ柄の特徴と、込められた意味を紹介します。
①紅葉柄
秋の代名詞ともいえる「紅葉柄」の着物は、季節のカラー・雰囲気に最適です。
黄色やオレンジをメインとした色味はもちろん、落ち葉模様の見た目が秋にピッタリのデザインだといえるでしょう。
また、紅葉柄には「長寿」という意味があります。
季節によって葉の色を変えて、人々を喜ばせることから「世渡りがうまく幸せになれる」という良い意味もあるため、秋に着用してみてはいかがでしょうか。
②菊柄
10月から12月にかけて咲く菊をあしらった「菊柄」も、秋にピッタリの模様です。
菊といえば黄色をイメージする人も多いと思いますが、ほかにも白やピンクといった可憐な色味の着物もあります。
ちなみに菊には「高貴」「高尚」「延命長寿」「邪気払い」「心身の安定」など、さまざまな良い意味が込められているのが特徴です。
お正月といっためでたい日にも飾られる花ですので、縁起の良い着物を着たい人におすすめします。
③鶴と亀柄
動物関連の模様がお好きなら「鶴と亀柄」の着物を選んでみてはいかがでしょうか。
鶴と亀は寒い季節において象徴的な生き物であり、秋にも良く着用される着物柄です。
また、「鶴は千年、亀は万年」という言葉もあるように「長寿延命」という意味が込められています。
ほかにも鶴には「美しさ」、亀には「吉兆」という意味もあるため、2つの動物が混じっている着物のほかにも、片方だけがあしらわれた着物も販売されているので、好みの柄を選んでみてください。
④秋草柄
秋すべてを表す着物を着用したいのなら「秋草柄」の着物を選ぶのがおすすめです。
秋草とは、秋の植物すべてを表す総称であり、次の植物が当てはまります。
- 桔梗(ききょう)
- 萩(はぎ)
- 女郎花(おみなえし)
- 撫子(なでしこ)
- 葛(くず)
- 芒(すすき)
- 藤袴(ふじばかま)
季節が変わっていく悲しさを思わせる「静寂」をモチーフとした柄であり、大人っぽさ、凛々しさを表現できます。
バリエーション豊富な柄が販売されているので、気になる着物を探してみてください。
着物柄の選び方とコーディネートのポイント
着物の柄を考えることも大切ですが、それと同じくらい、合わせるアイテムやコーディネートが重要です。
コーディネートのポイントを3つに分けて紹介します。
相性ぴったりの秋着物を選ぶ参考にしてみてください。
- 自分の肌色や髪の色に合わせた柄の選び方
- 柄の大きさと体型の相性
- 帯や小物の選び方とのバランス
①自分の肌色や髪の色に合わせた柄の選び方
着物の柄を選ぶ際には、自分の肌の色・髪の色に合わせるのがおすすめです。
例えば、真っ白な肌なら淡い色の着物柄、日に焼けた肌なら濃い色の着物柄が似合います。
同様に髪の色についても、色味の強い髪なら濃い色の着物柄が似合うでしょう。
人によって着物との相性が違ってくるので、まずは店舗で試着してみてはいかがでしょうか。
②柄の大きさと体型の相性
着物の柄は体型に合うものを選びましょう。
例えば、細身の方の場合には柄の面積が大きな着物、大柄な方なら柄が少ない着物が似合います。
また、体型が大きな人は柄も大きめのものを選ぶとバランスよい見た目になるのが特徴です。
着物の種類によって柄のサイズ、配置がちがうため、同じ秋の着物柄だとしても似合う・似合わないが変わってくると覚えておきましょう。
③帯や小物の選び方とのバランス
秋の着物柄を選ぶ際には、帯や小物とのバランスを考えることをおすすめします。
例えば、目立つ帯を着用するのなら、バランスを考えて柄の量を減らす、またシンプルな帯なら柄の多い着物がベストです。
また、小物を多く持ち運ぶのなら柄の量を減らす、小物を持ち運ばないのなら柄を多めにする方法があります。
帯が派手・たくさんの小物・柄の多い着物だと、印象がばらついてしまうため、何事にもバランスが大切だと覚えておきましょう。
着物柄の楽しみ方と季節感の表現
秋着物を着るのなら、その季節を楽しむ方法を理解しておくと、さらに秋という季節を満喫できます。
「着物を着てよかった」と思える楽しみ方、表現方法を3項目に分けてご紹介します。
- 着物柄を活かしたコーディネートのアイデア
- 秋の行事やイベントに合わせた柄の選び方
- 着物柄を楽しむためのアクセサリーやヘアスタイルのアイデア
①秋着物におすすめのコーディネートのアイデア
秋の着物柄を活かしたコーディネートを楽しみたいのなら、次のような格好をしてみてはいかがでしょうか。
- 残暑で汗をかかないように「大島紬」をベースとした着物柄を選ぶ
- 涼しさを意識した「小紋」を着るのなら透けないカラーを選ぶ
- 派手過ぎず地味すぎない「江戸小紋」が秋の雰囲気にぴったり
着物の素材はもちろん、着用する着物選びにこだわることで、快適かつおしゃれな秋コーディネートを楽しめます。
暑さと寒さに悩まされやすい季節ですので、その日その日を快適に過ごせる着物を準備しておきましょう。
②秋の行事やイベントに合わせた柄の選び方
着物を着て秋の行事やイベントを楽しみたい人も多いでしょう。
それなら、以下の各イベントに合わせて着用する着物の柄、色味を検討してみてはいかがでしょうか。
- 十五夜(お月見):鶴と亀柄、秋草柄|夜に見立てた濃い色が良い
- 秋祭り:紅葉柄、菊柄|柄の印象を強める落ち着いた色が良い
- 紅葉狩り:紅葉柄|柄の印象を強める落ち着いた色が良い
行事やイベントといった催し事の雰囲気に合う着物を着用すれば、かなり写真映えする見た目になります。
雰囲気を楽しめるのはもちろん、着物での集まりを楽しむきっかけにできるでしょう。
③着物柄を楽しむためのアクセサリーやヘアスタイルのアイデア
秋の着物柄を楽しむ際に「アクセサリー」「ヘアスタイル」にも気を使いたいと考える人も多いはずです。
それなら、次のようなコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【アクセサリー】
- 秋をイメージしたピアス・イアリング
- 着物のデザインとマッチするかんざし
【髪型】
- おだんごヘアといった「アップヘア」
- ショートヘア
- ボブヘア
また、髪色については着物の場合は黒・茶色が一般的です。
ただし、フォーマルな場所でないのなら自分の好きな髪型・髪色で問題ありません。カジュアルなおしゃれも楽しんでみてください。
おわりに
この記事では、秋におすすめの着物柄、着物柄やカラーの選び方、そのほかコーディネートについて紹介しました。
紅葉狩りや十五夜など、楽しめるイベントの多い秋は、着物の着用に最適な季節です。
もし着物選びを検討されているなら、この機会に秋の着物柄を探してみてはいかがでしょうか。
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