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桜柄の着物がもつ魅力|春そして通年で着用できる利便性を解説

2023.03.24

季節や縁起を表現したいろんな柄の着物。

その中でも、春に着用したくなるのがピンク色の華やかな「桜柄の着物」でしょう。

じつは桜柄の着物、春という季節だけでなく、通年で着用できる汎用性のある着物だとご存じでしょうか。

この記事では、桜柄の着物がもつ魅力について詳しくご紹介します。

また、桜柄の着物をきるルールや、桜満開のタイミングにおすすめの着物も解説しているので、桜柄の着物について理解を深めていきましょう。

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桜柄の着物は春・通年で着用できる

桜柄の着物といえば、春に着用する着物だと思われがちです。

中には、春だけ着用して、他の季節はクローゼットに片付けている方もいるでしょう。

じつは桜柄の着物、種類によっては通年着用しても問題ないのです。

なぜなら桜は日本代表の植物だから。

誰の目にも美しいという気持ちを与え、良い印象を与えることができます。

また、着物の柄を選ぶのは本人の気持ち次第だということも関係しています。

着用する本人が気持ちよく和装を楽しみたいのなら、自分好みの柄を選ぶことが大切です。

桜柄の着物を所有している方や、そしてこれから桜柄の着物を購入しようと考えている方は、ぜひクローゼットから取り出し、自分の好きなタイミングで着用してみてください。

桜柄の着物の2つの意味とは

桜柄の着物を着用するうえで理解しておきたいのが「桜柄の意味」です。

着物の柄には、それぞれ意味が込められています。

自信を持って着物を着用するためにも、古くから親しまれている桜柄の意味を理解していきましょう。

①縁起が良いことの始まり

桜は春という季節に咲く花であることから「縁起が良いことの始まり」という意味があります。

例えば、入学式や卒業式、はじまりの季節などの言葉があう季節です。

また、春先から新しいことにチャレンジする人が多いためこれから良いことが起こってほしい」という願掛けの意味もあるのでしょう。

春という季節はイベントが多い季節でもあります。

着物を着用して花見に出かけたり、春先の食事会など、桜柄の着物をお披露目できるシーンが数多く用意されているのです。

季節にあう着物を着用したいと考えているのなら、前向きな意味と縁起の良さを理解したうえで桜柄の着物を着用してみてはいかがでしょうか。

②豊かさを表す

桜柄には、生活および心の豊かさを表す意味が込められています。

桜の木には五穀豊穣の神様が宿っているといわれており、春先から植物が成長することも含めて、農業の反映を願うという意味があるのです。

また、桜の木の下でお花見をする事には、五穀豊穣の神様が宿る木の下で豊かさを祈ることが行事の始まりだといわれています。

古い言葉で桜(サクラ)は「サ=田畑の神」「クラ=神様がいる場所」という意味で名付けられているため、今後の繁栄を願うための着物の柄として、桜を選んでみてもいいかもしれません。

春という季節に桜柄の着物を着る2つのルール

通年着用してもよい桜柄の着物ですが、春に着用する場合には、こちらで紹介する2つのルールを理解しておきましょう。

古くから用いられている桜柄のルールです。

着物のマナーを理解したうえで桜柄を着用したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ルール①カレンダーで着用する時期を判断しない

桜の季節といえば、3月下旬~4月中旬という認識が一般的です。

ただ、桜の開花する時期は気温の変化によって変動することから、西日本と東日本で違いがあることを理解しておきましょう。

例えば、温かくなる時期が遅れる東日本は、4月~5月の間に桜が開花します。

このとき、3月下旬だからと桜柄の着物を着用しても時期外れになってしまうでしょう。

桜柄の着物着用は、暦通りに考えるのではなく、訪問する場所の状態を理解したうえで柄を選びましょう。

ルール②桜柄に描かれた枝の有無で使い分けよう

桜柄の着物といっても、着用する着物によってさまざまな柄があります。

その中でも一般的なのが、次の桜柄です。

  • 花びらだけが描かれた着物
  • 枝付きの桜が描かれた着物

まず、桜の花びらだけが描かれた着物は、季節を問わず着用しても良いといわれています。

春夏秋冬で自由に着用できるため、自由な着こなしを求めている方は、花びらだけが描かれた着物を選んでおきましょう。

一方、枝付きの桜が描かれた桜柄は、基本的に桜の咲く季節に着るのが望ましいといわれています。

その理由は、枝付きの桜柄が写実的であり、桜の季節にあうよう描かれているからです。

「どんなに美しい桜柄でも、本物よりも見劣りするから着ても良い」という日本らしい奥ゆかしい考えにより、上記のようなルールが設けられているといわれています。

桜柄選びの基本は「先取り」

桜柄のルールと同様に理解しておきたいのが、桜柄を選ぶポイントです。

結論として、桜柄選びは「先取り」を意識してください。

着用シーンを2つご紹介します。

①桜がつぼみなら満開の桜柄を

お花見をするタイミングにおいて、桜がつぼみの状態なら、満開の桜柄を選ぶといいでしょう。

桜が今後開花することをイメージできる「縁起の良いことの始まり」をイメージできるほか、着物の柄を華やかに表現できます。

また、桜が今後どのように変化できるのかを楽しめるという意味を込めて、つぼみの状態を先取りしてみてください。

桜がつぼみの状態であれば、枝付きの有無を問わず好きな柄を着用できます。

ただし桜が散っている柄は、次項で紹介するタイミングで着用するのがおすすめです。

②桜が開花しているなら桜が散る柄を

桜の木を先取りするということは、桜の木が満開なら、それよりも後の散り際の桜柄を選ぶといいでしょう。

満開の桜の木の下に立つ、散り際の桜柄を着た着物の人物。

その情景を眺めるだけで、桜の華やかさを表現できます。

また、桜が散り初めの状態であれば、散っている桜がアクセントになり、おしゃれな着物を演出できるのが魅力です。

桜柄選びには「その次をイメージさせる」面白さがあるので、色んな桜柄のパターンを所持しておくと、より着物の楽しさを理解できるでしょう。

桜満開のシーズンにふさわしい着物とは?

「できれば満開の時期にお花見がしたい」

そう考えている方も多いでしょう。

ただ、所持している桜柄のバリエーションが少なく、着物選びに困っている方もいるはずです。

それなら、通年で着用できる「桜の花びら」の着物や、カジュアルな着用におすすめの「小紋」を着用してみてはいかがでしょうか。

一応、桜の季節にはそれなりのルールがあります。

ただし、厳格なルールという意味ではなく、各個人が思い思いの表現をするためのルールだと覚えておきましょう。

まずは自分らしさを表現することを第一に、着用しやすい着物を選んでみてはいかがでしょうか。

また、これからインターネットで着物を購入したいと検討されているなら、以下の記事でおすすめのネットショップを紹介しております。

着物選びの参考にしてみてください。

https://sometoori.com/?p=659

おわりに

桜の季節に着用したい桜柄の着物。

ピンク色の柄がおしゃれに映え、季節を楽しめます。

また、桜柄には意味やルールがあり、すべてを理解したうえで着用することがおしゃれな着こなしに欠かせません。

もし、これから花見や春のイベントで着る着物をお探しなら、桜の季節に合うおしゃれな着物を提供している「染めと織り」の着物販売ページをチェックしてみてください。

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