カートロゴ

秋のおすすめ着物コーディネート!9・10・11月に選びたい着物の色・柄を解説

2024.10.01

今年の秋を楽しく過ごしたいなら、秋に映えるおしゃれな着物を選ぶことが大切です。

しかし「秋にぴったりな着物がわからない」「秋のトレンドが知りたい」とお悩みの方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、秋(9月・10月・11月)シーズンにおすすめの着物コーディネートを解説します。

また、残暑を快適に過ごせる着物も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

秋は着物が映える魅力的な季節

秋の装いに悩んでいるなら、秋と相性の良い着物がおすすめです。

秋と言えば、風物詩である「紅葉狩り」や「お月見」などのイベントをイメージする方も少なくないでしょう。

とくに着物は紅葉や秋の夜空のもとで映える、色や柄が豊富に揃っています。

また、秋は暑さや寒さを感じることなく、着物を普段から着用する習慣がない方でも着物デビューしやすい季節です。

秋は蒸れや着ぶくれを気にしてコーディネートを縛られることはありません。

「自由に着物のコーディネートを楽しみたい」「着物デビューしたい」方にとって、秋は魅力的な季節と言えます。

秋の着物コーディネート【色編】

秋におすすめな着物コーディネートを紹介します。

とくに秋にぴったりな色を厳選しました。

秋の着物コーディネートにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

①紅葉をイメージした赤・オレンジ

秋の着物コーディネートにおいて、紅葉をイメージした赤やオレンジの色合いはとくにおすすめです。

まず、赤・オレンジは秋の自然の美しさを反映しており、紅葉の鮮やかな色彩と調和します。

赤やオレンジは暖かみがあり、肌のトーンを引き立ててくれるのも魅力です。

また、赤・オレンジは、エネルギーと活力を象徴し、秋の穏やかな気候のなかで華やかさを演出します。

紅葉狩りや秋祭りなどのイベントに参加する際には、季節感を存分に楽しめるでしょう。

②落ち葉をイメージした黄・茶

紅葉以外に秋らしさを表現できる着物を探しているなら、落ち葉をイメージした黄・茶の着物を選びましょう。

秋は自然界が黄や茶の色に染まる季節です。

黄・茶を着物に取り入れることで、秋の風物詩である銀杏(いちょう)や松葉(まつば)を表現できます。

とくに銀杏の色合いに近い黄色は、活発さと落ち着いた印象を一緒に与えられるのが魅力です。

黄・茶の着物は季節感をアピールするだけでなく、成熟した大人っぽさを表現できます。

秋の着物コーディネート【柄編】

秋にぴったりな柄の着物コーディネートを6つ紹介します。

普段から着物を着る機会が少ない方でも、選びやすいおすすめの柄をピックアップしました。

①紅葉

紅葉柄の着物は、秋のコーディネートにおいて相性抜群です。

華やかな紅葉柄の着物を身に纏うことで、秋の風情を存分に楽しめます。

とくに「紅葉狩り」の際には、周囲の景色とマッチし、着物の存在感をより引き立ててくれるでしょう。

また、紅葉柄の着物は、散っている紅葉を描いているため、躍動感をアピールできます。

「紅葉柄の着物が気になる」という方は、紅葉がピークを迎える10月・11月の着用がおすすめです。

②菊

秋のイベントやお祝いの席に出かける際には、菊柄の着物がおすすめです。

菊は秋を代表する花であり、日本では古くから「長寿」や「高貴」の象徴と言われています。

菊柄の着物は、その色合いからポジティブな意味合いを表現できるため、賑やかなイベントやお祝いの席などにぴったりです。

また、菊柄は皇室の紋章として使用されており、日本の文化や歴史を感じさせます。

菊柄の着物コーディネートは、おしゃれを楽しみつつ、格式のある行事で活用できるのが魅力的です。

特別なイベントに参加する際は、菊柄の着物を選びましょう。

③ぶどう

秋の着物コーディネートにおいて、エレガントさを表現したいならぶどう柄の着物を選びましょう。

ぶどうは古くから「豊穣」の象徴として、古典柄や唐草模様に取り入れられていました。

ぶどう柄の着物は、秋めいた気持ちが表現できるほか、古典柄を組み合わせることで奥ゆかしさをアピールできます。

また、ぶどうの房や葉のデザインは、曲線が美しく、着物全体にエレガントさを強調できるのが魅力です。

さらに、ぶどう柄の色彩は紫や緑、赤などの選択肢の幅が多いため、ほかの人と被る心配がありません。

なお、ぶどう柄の着物は、ぶどうが実る9月から11月の着用がおすすめです。

9月〜11月通してトレンドを押さえられる着物を探している方は、ぜひぶどう柄の着物を検討してみてください。

④ざくろ

個性を強調させたいならざくろ柄の着物がおすすめです。

ざくろの実は、外側の硬い殻と内側の宝石のような赤い種子が対照的で、着物に独特の魅力を与えます。

また、オリジナリティーのある柄が強調され、着用者の個性を引き立てられるのが魅力です。

個性をアピールしたい方には、相性の良い柄と言えるでしょう。

なお、ざくろ柄の着物は、9月から10月の着用がおすすめです。

「ほかの人と被りたくない」「秋のイベントで目立つ着物が欲しい」という方は、独特の魅力があるざくろ柄の着物を検討してみてはいかがでしょうか。

⑤萩

秋と相性が良く落ち着いた柄の着物を探しているなら、繊細な美しさを表現できる萩柄の着物がおすすめです。

まず、萩の花は小さく可憐であり、デザインは着物に柔らかさと上品さを与えます。

また、萩柄の着物に派手さはなく、年齢問わずおしゃれを楽しめるのが魅力です。

とくに白と青などの色と相性が良いため、秋の夜空の下で落ち着いた美しさを演出できるでしょう。

萩柄の着物を着用する際は、萩が見頃を迎える9月がおすすめです。

「大人っぽさを表現しつつ秋らしさを演出したい」という方は、ぜひ萩柄の着物を検討してみてください。

⑥ふきよせ

日本の伝統的な美しさを表現したいなら、ふきよせ柄の着物を選びましょう。

ふきよせとは、風によって木の葉が吹き集められた様子を描いた柄を指します。

秋の柄として代表的であり、主に描かれるデザインは次の通りです。

  • 楓(かえで)
  • 銀杏(いちょう)
  • 松葉(まつば)
  • まつぼっくり
  • 木の実

上記の柄のように、ふきよせ柄の着物はバリエーションが豊富であるため、自分好みのおしゃれを追求できるのがメリットです。

また、ふきよせ柄のデザインは、細部にまでこだわった繊細な描写が特徴で、着物全体に優雅さと品格をつくり出せます。

もしふきよせ柄の着物の購入を検討しているなら、異なるデザインの着物を何着か手に取ってみてください。

秋の着用がおすすめな着物

秋の着用がおすすめな着物を3点紹介します。

残暑や衣替えに役立つ着物をピックアップしたので、参考にしてみてください。

①9月は暑さ対策として単衣(ひとえ)を選ぶ

残暑の9月には、単衣の着物を選びましょう。

単衣の着物は裏地がないため、軽くて通気性が良く、暑さが残る秋の初めに最適です。

また、気温の変化に対応しやすく、重ね着や小物で調整することで、幅広い気温に対応できます。

秋の自然や風景を反映したデザインが多いため、使い勝手の良い着物を選びたい人は、単衣を用意しておきましょう。

②10月は衣替えをして袷(あわせ)を選ぶ

朝晩の冷え込みが強くなる10月には、袷の着物が最適であると言えるでしょう。

袷の着物は重厚感があり、秋のイベントやお出かけにふさわしい装いです。

寒さ対策だけでなく、秋のイベントでも活躍する袷の着物は、衣替えの季節と相性の良い着物と言えます。

③11月も10月と同じく袷(あわせ)がおすすめ

10月より冷え込みが予想される11月には、同じく袷の着物がおすすめです。

裏地付きの袷には、気温の低下に対応できる保温性があります。

気温の変化が激しい11月は、快適性と保温性を備えた、袷を着用しましょう。

おわりに

本記事では、秋におすすめの着物コーディネートを紹介しました。

秋に映える着物を購入したいなら、紅葉や落ち葉などの秋をイメージできる色や柄の着物を選ぶことが大切です。

紹介した秋と相性の良い色や柄を参考に、自分だけのおしゃれな着物を見つけてください。